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【市況】議事録通過でやや巻き戻しも ダウ平均は128ドル安 ドル円は143円台前半

NY株式3日(NY時間14:47)(日本時間04:47)
ダウ平均   37586.30(-128.74 -0.34%)
ナスダック   14663.64(-102.30 -0.69%)
CME日経平均先物 33220(大証終比:-230 -0.69%)

USD/JPY 143.27
EUR/USD 1.0924
GBP/USD 1.2669

2年債   4.318(-0.002)
10年債  3.903(-0.026)
30年債  4.053(-0.018)
期待インフレ率  2.206(-0.010)
※期待インフレ率は10年債で算出

 先ほどから米株式市場は下げ渋る動きが出ており、為替市場ではドルの戻り売りが優勢となっている。一時300ドル超下落していたダウ平均も130ドル安まで下げ渋っており、一時143.75円付近まで上昇していたドル円も143円台前半に伸び悩む動き。米国債利回りも下げ幅を拡大している。

 日本時間4時に公表された12月分のFOMC議事録を受けて小幅な反応に留まったものの、ドル高・株安の流れは継続していた。議事録では「金利は予想よりも長くピークに留まる可能性。政策金利は当面の間、制限的な水準に留まる」と指摘しており、「より高く、より長く」の金利環境の可能性を強調した内容となった。ただ、3月までの利下げ開始期待にさほど変化はなく、80%程度の確率で推移している。

 特に材料もなく、明日からの米雇用指標を控えて、一旦今年に入ってからの動きに巻き戻しが出ているのかもしれない。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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