【材料】インテルが3日続落 高い期待をかなり織り込んで推移=米国株個別
(NY時間13:06)(日本時間03:06)
インテル<INTC> 48.06(-2.20 -4.37%)
きょうはIT・ハイテク株への売りが先行する中で、インテル<INTC>が3日続落しており、ダウ平均を圧迫している。今年の半導体業界への期待が高まる中で、昨年の同社株は年初来で90%超上昇していた。
半導体業界は在庫過剰、最終市場の需要低迷、そして地政学的リスクから2022年の売上低迷を2023年まで持ち越していた。しかし、その課題に取り組んだ後、勢いを増しているようだ。大半の最終市場で底打ちが確認されていることに加え、生成AIによる恒常的な追い風も加わって、2024年には堅調な成長を取り戻す年になると見られている。
ただ、力強い成長期待、セクターの昨年のパフォーマンスが47%とS&P500の2.5倍に上昇していること、そしてバリュエーションも22倍と5年平均の18倍を上回っ て推移している。投資家が最終市場を高度に選別している中で、それらは再格付けを行うハードルとなりそうだとの指摘も聞かれる。要は高い期待をかなり織り込んで推移しているということ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
インテル<INTC> 48.06(-2.20 -4.37%)
きょうはIT・ハイテク株への売りが先行する中で、インテル<INTC>が3日続落しており、ダウ平均を圧迫している。今年の半導体業界への期待が高まる中で、昨年の同社株は年初来で90%超上昇していた。
半導体業界は在庫過剰、最終市場の需要低迷、そして地政学的リスクから2022年の売上低迷を2023年まで持ち越していた。しかし、その課題に取り組んだ後、勢いを増しているようだ。大半の最終市場で底打ちが確認されていることに加え、生成AIによる恒常的な追い風も加わって、2024年には堅調な成長を取り戻す年になると見られている。
ただ、力強い成長期待、セクターの昨年のパフォーマンスが47%とS&P500の2.5倍に上昇していること、そしてバリュエーションも22倍と5年平均の18倍を上回っ て推移している。投資家が最終市場を高度に選別している中で、それらは再格付けを行うハードルとなりそうだとの指摘も聞かれる。要は高い期待をかなり織り込んで推移しているということ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美