日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
26日の東京株式市場は様子見ムードのなか、日経平均株価は3万3000円台前半で一進一退の展開か。前日の欧州株市場はクリスマスで総じて休場。米国株市場も休場だったことで、きょうの東京市場は手掛かり材料に欠けるなか方向感がつかみにくい。海外投資家はおおむね休暇に入っていることもあり参戦はまばらで、前日に続き薄商いのなか狭いレンジでの値動きが予想される。主力株が手掛けにくい一方、中小型の材料株物色の動きが目立つ地合いが想定される。朝方取引開始前に発表される11月の失業率や企業物価指数などが影響を与える可能性もあるが、上値は重いものの閑散に売りなしの展開となり、下値リスクは限定的といえそうだ。
日程面では、きょうは11月の失業率、11月の有効求人倍率、11月の企業物価指数など。海外では10月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数など。なお、オーストラリア、ニュージーランド、香港、フィリピン、インドネシア、英国、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、南アフリカ市場は休場。
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MINKABU PRESS