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【通貨】外為サマリー:一時142円40銭台に上昇、米金利の低下一服でドル買い優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円24銭前後と前日の午後5時時点に比べて25銭程度のドル高・円安となっている。

 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円89銭前後と前日に比べて1円00銭程度のドル安・円高で取引を終えた。来年の米利下げ観測が強まっていることに加え、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を受けたユーロ買い・ドル売りが影響し、一時141円40銭まで軟化した。

 ただ、週末要因などからポジション調整のドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開となっている。14日に発表された11月の米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容だったこともドルの支えとなっているようだ。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもあって、午前9時30分過ぎには142円47銭まで上伸する場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0983ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0100ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円23銭前後と同1円70銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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