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【通貨】外為サマリー:一時142円00銭台に軟化、1週間ぶりのドル安・円高水準

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円21銭前後と前日の午後5時時点に比べて3円60銭程度のドル安・円高となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円89銭前後と前日に比べて2円55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来年に複数回の利下げに動くとの観測が強まるなか、一時142円65銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は、午前7時40分過ぎに142円00銭台と1週間ぶりのドル安・円高水準をつけた。その後は142円90銭台に下げ渋る場面もあったが、前日に米長期金利が急低下したことから日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが入りやすく戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0893ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0110ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=154円92銭前後と同2円35銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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