【市況】このあとFOMCの結果発表 タカ派姿勢継続も市場の反応は?
NY時間の午後に入って、米株式市場ではダウ平均が横ばいで推移しており、為替市場ではドル円が145円台前半で推移している。本日はFOMCの結果待ちといった雰囲気だが、このあと日本時間4時にその結果が発表される。政策金利は現行の5.25-5.50%での据え置きが確実視されているが、今回は経済見通しや金利見通し(ドット・プロット)も公表され、パウエル議長の会見とともに注目される。
物価上昇圧力は数十年来の高水準からは後退しているが、2%目標に達するとまではまだ確信が持てない状況。労働市場は依然として堅調で、個人消費と経済全体をけん引している。そのような中で、パウエル議長は追加利上げの可能性も温存し、これまでのタカ派姿勢を継続。利下げの前に物価上昇の持続的な後退を確認したい意向を改めて表明するものと見られている。
ドット・プロットでは、来年末の見通しに利下げをどの程度見込んでくるか注目される。短期金融市場では来年に計1.00%の利下げを織り込んでいるが、恐らく市場の期待ほどの利下げを見込むことはないと考えられている。ただ、FRBがこれまで通りにタカ派的なメッセージを送ったとしても、市場が現在のスタンスを大きく変えるかどうかは未知数。
NY株式13日(NY時間13:27)(日本時間03:27)
ダウ平均 36579.49(+1.55 +0.00%)
ナスダック 14521.45(-11.95 -0.08%)
CME日経平均先物 32730(大証終比:-100 -0.31%)
米国債利回り
2年債 4.668(-0.063)
10年債 4.160(-0.040)
30年債 4.271(-0.037)
期待インフレ率 2.146(-0.021)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 145.17 EUR/USD 1.0786 GBP/USD 1.2505
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
物価上昇圧力は数十年来の高水準からは後退しているが、2%目標に達するとまではまだ確信が持てない状況。労働市場は依然として堅調で、個人消費と経済全体をけん引している。そのような中で、パウエル議長は追加利上げの可能性も温存し、これまでのタカ派姿勢を継続。利下げの前に物価上昇の持続的な後退を確認したい意向を改めて表明するものと見られている。
ドット・プロットでは、来年末の見通しに利下げをどの程度見込んでくるか注目される。短期金融市場では来年に計1.00%の利下げを織り込んでいるが、恐らく市場の期待ほどの利下げを見込むことはないと考えられている。ただ、FRBがこれまで通りにタカ派的なメッセージを送ったとしても、市場が現在のスタンスを大きく変えるかどうかは未知数。
NY株式13日(NY時間13:27)(日本時間03:27)
ダウ平均 36579.49(+1.55 +0.00%)
ナスダック 14521.45(-11.95 -0.08%)
CME日経平均先物 32730(大証終比:-100 -0.31%)
米国債利回り
2年債 4.668(-0.063)
10年債 4.160(-0.040)
30年債 4.271(-0.037)
期待インフレ率 2.146(-0.021)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 145.17 EUR/USD 1.0786 GBP/USD 1.2505
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美