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【通貨】外為サマリー:一時149円60銭台に上昇、時間外の米金利上昇が支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円50銭前後と前週末の午後5時時点に比べて10銭弱のドル高・円安となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円44銭前後と前日に比べて10銭強のドル安・円高で取引を終えた。感謝祭の翌日で米株式市場などが短縮取引となるなか、為替市場は全般的に模様眺めムードが強く、ドル円相場は149円台半ばを中心に方向感なく推移した。

 ただ、米連邦準備理事会(FRB)が高水準の政策金利を長期間維持するとの見方は根強く、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開となっている。時間外取引で米長期金利が4.5%台に上昇しており、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りで午前9時30分過ぎには149円67銭まで上伸する場面があった。一方、ドイツIfo経済研究所が24日発表した11月の独企業景況感指数が3カ月連続で改善したことなどからユーロが買われやすくなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0929ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円39銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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