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【通貨】豪ドル週間見通し:上げ渋りか、豪準備銀行理事会議事要旨などに注目


■上昇、米利上げ終了観測で豪ドル買い強まる

今週の豪ドル・円は上昇。米インフレ鈍化を受けて、利上げ終了観測が再燃し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢になった。10月雇用統計では雇用者数が予想を上回る増加となったが、米長期金利の低下は一服し、週末前に豪ドル買いはやや後退した。取引レンジ:96円18銭-98円62銭。

■上げ渋りか、豪準備銀行理事会議事要旨などに注目

来週の豪ドル・円は上げ渋りか。10月雇用統計で失業率は上昇し、雇用者数は予想を上回る増加となったが、豪準備銀行(中央銀行)による追加利上げの可能性は低いとみられる。豪準備銀行(中央銀行)11月理事会議事要旨発表や、ブロック総裁の経済見通し・金融政策についての講演があり、さらなる利上げ、または、利上げ終了の可能性に関するヒントを探る。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行11月理事会議事要旨
・22日:ブロック豪準備銀行総裁講演(経済見通しと金融政策)

予想レンジ:96円00銭-99円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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