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【通貨】NY外為:ドル売りに転じる、米10月NY連銀インフレ期待が低下

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

NY外為市場ではドルが売りに転じた。朝方は米消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控え長期金利が上昇しドル買いが優勢となったが、その後、発表されたNY連銀の消費者調査結果で、1年、5年先のインフレ期待が低下したため金利も低下に転じた。

10年債利回りは一時4.695%まで上昇後、4.65%まで低下した。ドル・円は151円91銭まで上昇し、1年ぶりの円安・ドル高を更新後、介入警戒感に一時151円21銭まで反落。その後、151円75銭付近まで再び上昇したが151円58銭で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.0665ドルまで下落後、1.0695ドルまで反発。ポンド・ドルは1.2230ドルまで弱含んだのち、1.2266ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・10月NY連銀インフレ期待:1年3.57%(9月3.67%)、3年3%(9月3%)、5年:2.7%(9月2.8%)

《KY》

 提供:フィスコ

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