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【材料】木村工機は一時S高、設備投資需要が堅調で今期経常益予想を引き上げ過去最高更新へ

木村工機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 木村工機<6231>は一時ストップ高の水準となる前営業日比700円高の3950円に買われた。10日、24年3月期の単体業績予想の上方修正を発表。経常利益の見通しを15億7000万円から24億1000万円(前期比53.7%増)に引き上げた。過去最高益を更新する見通し。年間配当予想は25円増額の65円(前期比25円増配)としており、これらを好感した買いが入った。

 今期の売上高予想は124億円から130億円(同11.1%増)に修正した。上期(4~9月)の設備投資需要は、生産体制の国内回帰が進んだことを背景に増加し、売り上げは堅調に推移した。独自製品の販売が大きく伸長したほか、生産工程の見直しなどコスト低減効果も相まって、利益が想定を上回った。第3四半期(10~12月)以降も独自製品を中心に堅調な需要を想定する。

出所:MINKABU PRESS

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