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【材料】クオールホールディングス---2Q増収、保険薬局事業・医療関連事業ともに売上高が増加

クオールHD <日足> 「株探」多機能チャートより

クオールホールディングス<3034>は2日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%増の885.40億円、営業利益が同11.5%減の35.59億円、経常利益が同11.9%減の36.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.2%減の18.88億円となった。

保険薬局事業の売上高は前年同期比7.2%増の809.66億円、営業利益は同6.8%減の47.14億円となった。当第2四半期累計期間において、出店状況は、新規出店15店舗、事業譲受による取得2店舗の計17店舗増加した一方、閉店により4店舗減少した結果、全体で店舗数は905店舗となった。薬局運営は、在宅・施設調剤において、在宅調剤の全店実施に向けて取り組み、在宅特化型店舗を増やすことで受け持つ施設数を大幅に増やしていくとしている。また、サントリーウエルネスとの健康支援に関する協業を2023年4月より開始した。2023年9月には薬局DX推進コンソーシアムの理事企業として、「調剤業務の一部外部委託」を内閣府地方創生推進事務局へ共同提案した。業績については、薬価改定及び調剤報酬の改定に係る地域支援体制加算の経過措置終了等により、薬剤料単価及び技術料単価は低下したものの、前期に実施したM&Aや新規出店の寄与と、在宅・施設調剤の推進等により既存店の受付回数は増加した。

医療関連事業の売上高は同9.7%増の75.73億円、営業利益は同1.9%増の6.58億円となった。CSO事業においては、MR派遣需要の拡大により、派遣数が増加した。また、医薬品や食品等の開発業務の受託事業は、食品試験を中心とした受注の増加により拡大している。紹介派遣事業においては、各職種において紹介派遣の需要が順調に拡大するとともに、取引先数の増加や営業の業務分業化などの各種取組みにより、成約件数が増加している。また、医師・看護師の短期求人案件のマッチングプラットフォームを有するオンコールを、2023年4月にグループ化した。出版関連事業においては、既存顧客に向けて、がん領域やデジタル資材等の成長性の高い資材を提供するとともに、学会等の製薬企業以外の顧客との取引を拡大している。また、新規に立ち上げたコンベンション事業やコンプライアンスサービス事業等の高収益事業を拡大していくとしている。医薬品製造販売事業においては、自社製品に加え、2022年12月に発売を開始した、新型コロナウイルス抗原検査キット「テガルナ(R)スティックSARS-CoV-2 Ag」の販売促進を引き続き行っていくとしている。また、第一三共エスファのグループ化によるシナジー効果を実現するために取り組んでいる。

2024年3月期通期については、売上高が前期比5.9%増の1,800.00億円、営業利益が同5.3%増の100.00億円、経常利益が同6.0%増の107.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.6%増の62.00億円とする5月16日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

《SO》

 提供:フィスコ

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