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【市況】リッチモンド連銀総裁、米雇用統計は歓迎すべき兆候も追加利上げはインフレに左右される

 きょうはバーキン・リッチモンド連銀総裁の発言が伝わり、この日の米雇用統計について「10月の雇用者数の伸び減速は労働市場の正常化を示す歓迎すべき兆候だが、追加利上げの是非に関する自身の見解はどちらかと言えばインフレに左右される」との考えを示した。

 同総裁はCNBCとのインタビューで、「雇用市場の漸進的な緩和を示すデータだ。追加利上げを望まない人々が望むような内容だと考える。インフレがどうなるかを見極める」と述べた。

 また、「労働市場のバランスは改善しつつある。供給が改善してきている半面、特に専門職の分野などで需要が減少しつつある」とも述べた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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