【材料】日本製鉄は逆行安、今期最終利益予想引き上げも下期の事業環境に警戒感
日本製鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
同社は今期の売上収益予想を据え置く一方、事業利益予想を6900億円から7400億円(同19.3%減)に増額した。在庫評価差による影響や、コスト改善などの効果が事業利益の計画上振れに寄与する。4~9月期の売上収益は前年同期比13.9%増の4兆4124億2100万円、事業利益は同8.8%減の4942億4900万円、最終利益は同19.4%減の3002億3500万円だった。売上収益は計画に対し未達となったが、マージンの改善やグループ会社の増益、在庫評価損の縮小などにより、事業利益と最終利益は計画を上振れして着地した。
出所:MINKABU PRESS