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【材料】ダイハツデが後場動意、今期は一転経常増益の見通しで年間配当予想14円増額

ダイハツデ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイハツディーゼル<6023>が後場に動意づく場面があった。26日、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しはこれまでの30億円から38億円(前期比3.8%増)に引き上げた。減益見通しから一転して増益を計画する。更に年間配当予想を14円増額し、33円(前期比5円増配)とした。これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。

 今期の売上高予想は760億円から780億円(同8.2%増)に修正した。上期(4~9月)はコンテナ船を中心とした大型機関やデュアルフューエル機関、ばら積み船やタンカー向けの中小型機関の販売が好調で、メンテナンス関連は想定以上に需要が増加した。生産効率向上に向けた取り組みなども奏功する見通しで、通期の業績予想に織り込んだ。上期の売上高は前年同期比17.8%増の372億2000万円、経常利益は同40.6%増の11億7100万円となり、計画を上回って着地した。

出所:MINKABU PRESS

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