【市況】株価指数先物【昼】 日経平均型優位の展開が継続、NT倍率は一時14倍回復
日経225先物は11時30分時点、前日比260円安の3万2380円(-0.79%)前後で推移。寄り付きは3万2300円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2270円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。直後に付けた3万2290円を安値に買い直され、一時3万2520円まで下げ幅を縮める場面も見られた。ただし、その後は売り買いが交錯するなか、3万2400円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続。
SQに絡んだ商いは日経平均型、TOPIX型ともに売り越しと推定され、SQ値は概算で3万2360円91銭だった。日経平均株価は寄り付き後の上昇で節目の3万2500円回復しており、いったんは目先的な達成感につながったようである。その後はマイナス圏での推移を継続しているが、SQ値水準での底堅さが見られており、ショートは入りづらいだろう。
NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇し、一時14.00倍を回復した。75日、200日移動平均線が14.05倍前後で推移しており、同水準を明確に上放れてくるようだと、NTショートを巻き戻す動きが一段と強まる可能性がありそうだ。
株探ニュース