【市況】株価指数先物【昼】 3万2250円から3万2500円のレンジに切り上がる
日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の3万2370円(+1.47%)前後で推移。寄り付きは3万2150円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1990円)を上回り、買い先行で始まった。直後に付けた3万2130円を安値に強いトレンドを継続しており、現物の寄り付き時には心理的な抵抗線として意識されていた25日、75日移動平均線を突破。ヘッジ対応の動きが強まり、終盤にかけて一時3万2400円まで買われる場面も見られた。オプション権利行使価格の3万2375円を上回ってきており、3万2250円から3万2500円のレンジに切り上がってきた。
日経225先物は、米長期金利の低下を受けた米株高の流れを引き継ぐ格好となった。昨日同様、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均株価をけん引しており、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]などの強さが目立つ。NT倍率は先物中心限月で一時13.89倍まで上昇する場面も見られており、リバランスの動きが中心とみられるものの、NTショートを巻き戻す動きを狙ったNTロングによるスプレッド狙いに向かわせているようだ。
株探ニュース