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【材料】壱番屋が反落、24年2月期業績予想を上方修正も織り込み済み

壱番屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
 壱番屋<7630>が反落している。前週末6日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を530億円から551億円(前期比14.1%増)へ、営業利益を43億円から49億円(同35.6%増)へ、純利益を28億8000万円から31億円(同22.1%増)へ上方修正したが、株価に織り込み済みとの見方が強いようだ。

 上期業績が計画を上回って着地したことに加えて、最近の売り上げ動向を踏まえて既存店売上高の前提を前期比5.0%増から同8.9%増に引き上げたこと、更に国内外子会社の業績が計画を上回る見通しであることなどが要因としている。

 同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高268億2200万円(前年同期比17.3%増)、営業利益24億6700万円(同87.2%増)、純利益14億1800万円(同38.8%増)となった。前年6月と12月に実施したカレーソースと一部トッピングなどの値上げの影響が継続し、国内既存店売上高が前年同期比13.7%増となったことなどが牽引した。

出所:MINKABU PRESS

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