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【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCと日銀会合に視線集中

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=146円20~148円50銭。

 FOMCは19~20日に予定されている。政策金利は据え置かれる見通しだが、同時に発表されるドットチャートの内容やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容が関心を集めている。また、日銀会合は21~22日に開催される。市場では、植田和男総裁のインタビュー記事で、早期のマイナス金利解除への関心が高まったが、24日には金融政策正常化に向けた動きを修正する報道が流れた。このため、来週の日銀会合では政策の現状維持を予想する見方も強まっているが、植田総裁の記者会見も注目されそうだ。また、19日に米8月住宅着工件数、21日に米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、22日に米9月製造業PMIが発表される。国内では18日は敬老の日で休場となり、20日に8月訪日外客数、22日に8月消費者物価(CPI)が公表される。




出所:MINKABU PRESS

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