市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時146円10銭まで上昇、米金利の先高観からドル買い優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円04銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭強のドル高・円安となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円83銭前後と前日に比べて1円00銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で、米労働市場の強さが示されたことを手掛かりに一時145円96銭まで上伸した。

 ボストン連銀のコリンズ総裁が24日のインタビューで「追加的な利上げが必要かもしれない」などと発言したことから米金利の先高観が強く、この日の東京市場のドル円相場は日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りで堅調な展開となっている。また、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすいこともあり、午前9時50分ごろには146円10銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0795ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円64銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均