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【市況】日経平均VIは上昇、金利上昇や中国株安を警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.94(上昇率4.89%)の20.17と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.30、安値は18.48。

今日の東京株式市場はやや売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後、日経225先物が上げに転じる場面があり、日経VIは朝方は先週10日の水準を下回って推移した。その後、国内長期金利の上昇や中国株安などを受け、日経225先物が再び下げに転じると、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇に転じ、午後は上昇幅を拡大する動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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