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【市況】東京株式(前引け)=反発、朝安後に先物主導で切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 27日前引けの日経平均株価は前営業日比61円13銭高の3万2729円47銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億3596万株、売買代金概算は1兆5625億円。値上がり銘柄数は652、対して値下がり銘柄数は1090、変わらずは92銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方は売り優勢の展開だった。日経平均は寄り後早々に160円強下げる場面もあったが、その後は押し目買いが入り急速に下げ渋り、ほどなくして上昇に転じた。上値も重く再び下げに転じたものの、前引けにかけ再びプラス圏に切り返している。前日の米株市場でNYダウが13連騰を記録したことで、先物主導で強気優勢の地合いに。米ハイテク株安などが重荷となったものの、FOMCを波乱なく通過したことで市場のセンチメントが改善した。ただ、値下がり銘柄数が1000を超え、値上がり銘柄数を400以上も上回っている。

 個別ではディスコ<6146>が大幅高となったほか東京エレクトロン<8035>も堅調。カプコン<9697>が商いを膨らませ値を飛ばした。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。TOWA<6315>、未来工業<7931>、ジャムコ<7408>なども大幅高。半面、売買代金トップのアドバンテスト<6857>が下落、ソシオネクスト<6526>も軟調。サイバーエージェント<4751>も大きく売られた。トプコン<7732>が急落、日産車体<7222>、日東電工<6988>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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