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【市況】株価指数先物【昼】 権利行使価格3万2500円~3万2750円のレンジで推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の3万2570円(-0.12%)前後で推移。寄り付きは3万2720円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2715円)にサヤ寄せする形で買いが先行したが、寄り付きを高値に軟化。中盤にかけて3万2530円まで下げる場面が見られた。もっとも、積極的にショートを仕掛けてくる流れにもならず、3万2530円~3万2610円処で保ち合いを継続している。

 日経225先物は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、持ち高調整の売りが優勢となったようだ。上値抵抗線として意識されている25日移動平均線を捉えることはなく、概ねオプション権利行使価格の3万2500円~3万2750円のレンジ内での推移であり、ナイトセッションからの流れが継続している。グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移しており、若干ではあるが朝方から円相場が円高に振れて推移するなか、手掛けづらさはありそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.28倍に低下し、再び75日線を下回ってきた。ファーストリテイリング <9983> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株が弱含みで推移しており、NTショートに振れている。

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