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【材料】セブン&アイが5日ぶり反発、9月に「そごう・西武」売却へ最終調整と伝わる

セブン&アイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が5日ぶりに反発した。ブルームバーグ通信が24日夜、セブン&アイが売却を予定する百貨店事業のそごう・西武について、9月1日に約2100億円で米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却する方向で最終調整に入ったと報じた。売却の実現に向け前進したと受け止めた投資家の買いが入り、株価を支援したようだ。

 報道によると、セブン&アイは近く開催する臨時取締役会に諮る。21日に同社の社長とそごう・西武の社長、フォートレスの幹部が都内で会い、詰めの交渉を行った結果、セブン&アイは関係者から概ね合意を得られたと判断したという。一方、そごう・西武労働組合の反発は今後も続くとみられ、ストライキ権の確立に向けた投票について、25日に開票結果を発表するとも伝えている。

出所:MINKABU PRESS

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