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【市況】株価指数先物【昼】 買い一巡後は為替動向が神経質にさせる


 日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の3万2400円(+0.18%)前後で推移。寄り付きは3万2390円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2340円)を上回り、買い先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万2370円を安値にリバウンド基調が強まり、一気に3万2700円まで急伸した。ただし、買い一巡後は3万2580円~3万2680円辺りでの保ち合いを継続するなか、終盤にかけて軟化すると、寄り付き水準まで上げ幅を縮めた。

 日経225先物は米国市場の上昇を受けて買い先行で始まった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する格好から上げ幅を広げる場面も見られたものの、アドバンテスト <6857> [東証P]が高値更新後に下落に転じたほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]は終盤にかけて上げ幅を縮めており、持ち高調整の動きに向かわせたようだ。また、円相場は朝方に1ドル=138円90銭台と円安に振れる場面が見られたが、その後は138円50銭台とやや円高に振れていることも重荷となった。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.43倍に低下した。反発して始まり、一時14.50倍を付けたが、同水準に位置する25日移動平均線に上値を抑えられる形状となった。

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