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【特集】「アパレル」が21位にランク、オンワードなど好業績相次ぎ関心高まる<注目テーマ>

JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1  半導体
2  円高メリット
3  グローバルニッチ
4  地方銀行
5  人工知能
6  インバウンド
7  2023年のIPO
8  生成AI
9  JPX日経400
10  半導体製造装置

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アパレル」が21位となっている。

 アパレル企業の業績回復が目立っている。オンワードホールディングス<8016>は6日、24年2月期第1四半期の連結決算を発表するとともに通期業績予想を上方修正した。主力ブランドが好調に推移していることに加え、グローバル事業構造改革の成果が顕著に現れてきたことなどから、営業利益予想は従来の70億円から100億円(前期比91.8%増)に引き上げた。

 また、パルグループホールディングス<2726>が11日発表した24年2月期第1四半期の連結営業利益は前年同期比29.0%増の57億700万円となったほか、タカキュー<8166>が同日発表した24年2月期第1四半期の単独営業損益は1億3900万円の黒字(前年同期は1億4500万円の赤字)に浮上。TSIホールディングス<3608>が12日発表した24年2月期第1四半期の連結営業利益は前年同期比14.5%増の18億3600万円となり、上半期計画の10億円を大きく超過した。

 こうした背景には、各種イベントの再開や旅行者数の増加など、外出需要の高まりによって購入動機が回復しつつあることが挙げられる。人流の増加で商業施設の集客も好転しているなか、アパレル企業の月次動向などに目を配っていきたい。

出所:MINKABU PRESS

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