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【通貨】NY外為:ドル安値探る展開、米シカゴ連銀総裁は追加利上げの確率そこそことの見方示す

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

NY外為市場でドルは安値を探る展開が続いた。米6月雇用統計で雇用の伸びは予想を下回りネガティブサプライズとなったが同時に失業率は低下、賃金は上昇するなど、インフレ要因は消えていない。市場では7月連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ予想を変えていないが、それ以降に関しては追加利上げ観測が後退しつつある。
シカゴ連銀のグールズビー総裁は「労働市場は依然非常に強いが、冷え始めていることは明確」
と言及。雇用の伸びは持続可能なペースに回復しているとの見方。ただ、インフレが思ったほど鈍化しておらず、追加利上げの確率は「そこそこある」とした。

ドル・円は142円11円まで下落後、ドル下げ止まるも142円15-20銭で戻りが鈍い。
ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.0968ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2750ドルから1.2840ドルまで上昇した。

《KY》

 提供:フィスコ

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