【特集】「インバウンド」が8位にランク、免税好調で6月の大手百貨店売上高は揃って増収<注目テーマ>
Jフロント <日足> 「株探」多機能チャートより
1 半導体
2 人工知能
3 生成AI
4 自動車部材・部品
5 全固体電池
6 半導体製造装置
7 2023年のIPO
8 インバウンド
9 グローバルニッチ
10 地方銀行
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が8位となっている。
百貨店大手が3日に発表した6月の既存店売上高(速報)は、各社が前年同月に比べて増収となった。J.フロント リテイリング<3086>グループの大丸松坂屋は同13.4%増だったほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099>傘下の三越伊勢丹は同14.3%増、高島屋<8233>は同7.1%増、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>グループの阪急阪神は同12.7%増となっている。
牽引役はインバウンド(訪日外国人)で、免税売上高は大丸松坂屋が同6.6倍、高島屋が同4.1倍と大きく伸長。三越伊勢丹では、ラグジュアリーブランドのハンドバッグや宝飾などへの関心の高さを背景に、東京・札幌・福岡の店舗を中心に大きく伸び、国内百貨店計(既存店)でコロナ前の2018年同月実績を超えた。また、阪急阪神は引き続き好調な韓国・台湾・香港からの顧客に加え、中国からの顧客の売り上げが大きく回復し、単月として過去最高を更新したという。
出所:MINKABU PRESS