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【市況】株価指数先物【昼】 3万3000円処での底堅さが意識されるなか、終盤にかけてショートカバー


 日経225先物は11時30分時点、前日比150円安の3万3030円(-0.45%)前後で推移。寄り付きは3万3070円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3180円)を下回って始まった。マイクロン・テクノロジー<MU>が下落した影響により、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が売り先行で始まったこともあり、ほどなくして3万2900円まで下落幅を広げる場面が見られた。売り一巡後は3万2900円~3万3040円辺りでの保ち合いを継続。3万3000円処での底堅さが意識されるなか、終盤にかけて買い戻しが強まり、一時は3万3140円まで下げ幅を縮めた。

 マイクロン・テクノロジーの下落を嫌気して売られた東京エレクトロンが下げ幅を縮めたほか、アドバンテストはプラスに転じるなど底堅さが見られており、先物市場でもショートカバーに向かわせたようだ。ただし、引き続き四半期末に伴うリバランスの影響が警戒されるため、積極的なリバウンド狙いの動きは限られている。なお、NT倍率は先物中心限月で14.50倍に上昇し、再び25日移動平均線を捉えてきた。朝方は14.42倍まで低下したものの、終盤にかけて切り返す動きとなった。

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