【材料】<注目銘柄>=愛三工、トヨタ系で電動化対応と低PBR魅力
愛三工 <日足> 「株探」多機能チャートより
23年3月期業績はトップラインが前の期比で2割を超える高水準の伸びを達成、増収効果を反映して営業利益は同4割増の136億円と15年3月期以来8期ぶりに過去最高利益の大幅更新を果たした。24年3月期は営業3%増益と伸びは鈍化するものの連続ピーク更新を見込むが、会社側が予想する営業利益140億円は保守的との見方が強く、市場では上方修正余地が指摘されている。現状でも時価予想PERは8倍前後、PBR0.6倍台は超割安といってよい。東証のPBR1倍割れ企業に対する改善要請を受け、今後の経営戦略に期待が膨らむ。(桂)
出所:MINKABU PRESS