【市況】後場の日経平均は585円安でスタート、三菱商や三井物などが下落/後場の寄り付き概況
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 32679.31 (-585.57)
TOPIX : 2259.17 (-37.33)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比585.57円安の32679.31円と、前引け(32722.33円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32610円-32740円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=143.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海市場が休場。香港ハンセン指数は下げ幅を拡大する展開で1.9%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。引き続き6月末にかけての年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りが警戒されている。また、今日は香港ハンセン指数が大幅に下げていることやダウ平均先物が軟調なことも東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、昨日の日経平均が300円を超す下げとなった後ということもあり、目先下げ過ぎとの見方から下値では打診買いを入れる向きもあるようだ。
セクターでは、卸売業、非鉄金属、輸送用機器が下落率上位となっている一方、電気・ガス業1業種が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、三菱商<8058>、三井物<8031>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>、三菱重<7011>、ANYCOLOR<5032>、住友商<8053>、ソフトバンクG<9984>、オリンパス<7733>、トヨタ<7203>が下落。一方、東電力HD<9501>、エーザイ<4523>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>が上昇している。
《CS》
提供:フィスコ