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【材料】東電HDは10カ月ぶり高値、柏崎刈羽原発を巡る報道が手掛かり

 東京電力ホールディングス<9501>は大幅高で3日続伸。昨年8月以来、およそ10カ月ぶりの高値圏に浮上してきた。テロ対策の不備が相次いだ柏崎刈羽原子力発電所について、東電HDの小早川智明社長が22日に開かれた原子力規制委員会の会合で7月中をメドに課題改善に向けた仕組みを整備する考えを示したことが伝わっている。規制委が東電HDに原発運転の適格性があるか再評価する方針を同日決めており、同社の原発再稼働に向けた道筋はなお見通せないものの、柏崎刈羽原発を巡る報道を手掛かりにこの日の同社株には思惑的な物色が向かっている。

出所:MINKABU PRESS

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