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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 SQを前に3万2000円からのロングを慎重にさせる


 日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの3万1870円前後で推移。寄り付きは3万1860円と、シカゴ日経平均先物(3万1885円)にサヤ寄せする格好から、小動きで始まった。開始直後に付けた3万1830円を安値に買い戻しが優勢となり、中盤にかけて一時3万2030円と節目の3万2000円を回復する場面が見られた。しかし、6月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を前に積極的な売買は手控えられ、終盤にかけて上げ幅を縮めた。

 日経225先物は、前日の大幅な下げに対する自律反発を狙った短期的な商いが入りやすく、節目の3万2000円処までのリバウンドは想定内だろう。ただ、3万2000円からのロングには慎重な姿勢がうかがえる。なお、NT倍率は先物中心限月で14.45倍に低下し、一時14.42倍まで下げる場面があった。ボリンジャーバンドの+1σ(14.47倍)を下回ってきており、リバランスの動きが入るかを見極めたいところだろう。

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