【材料】アップルが小幅続落 MRヘッドセットの短期的な影響は限定的になる可能性も指摘される=米国株個別
アップル<AAPL>が小幅続落。前日は一時最高値を更新したものの、世界開発者会議(WWDC2023)で待望の複合現実(MR)ヘッドセット「ビジョン・プロ」を発表したのを機に利益確定売りが入った。きょうもその流れが続いている。
アナリストからは、その製品や技術には楽観的な意見が聞かれるものの、3499ドル(約49万円)という高価格帯であることから、当面は出荷台数が制限されるのではとの見方が広がっている。同社は初年度販売台数を約90万台と見込んでいる。
今回のニュースを受けて目標株価を引き下げたアナリストもいた。製品発売による良いニュースはすでに株価に織り込まれているという。製品の消費者への導入に関しては、同社にとって大きな構造的課題があり、売上高や収益性への短期的な影響は限定的になる可能性があるとも指摘した。
(NY時間09:33)
アップル<AAPL> 178.12(-1.46 -0.81%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アナリストからは、その製品や技術には楽観的な意見が聞かれるものの、3499ドル(約49万円)という高価格帯であることから、当面は出荷台数が制限されるのではとの見方が広がっている。同社は初年度販売台数を約90万台と見込んでいる。
今回のニュースを受けて目標株価を引き下げたアナリストもいた。製品発売による良いニュースはすでに株価に織り込まれているという。製品の消費者への導入に関しては、同社にとって大きな構造的課題があり、売上高や収益性への短期的な影響は限定的になる可能性があるとも指摘した。
(NY時間09:33)
アップル<AAPL> 178.12(-1.46 -0.81%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美