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【特集】個人投資家・有限亭玉介:バフェットに続け!海外勢の資金攻勢!個人が狙うべき株とは【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年5月22日11時に執筆

ウォーレン・バフェット氏が5大商社への追加投資を発表してから海外マネーが流入し、日本株を下支えしているようです。円安も追い風となり、海外マネーがどこまで増加するか楽しみですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

5月19日の日経平均は、2021年9月14日に記録した最高値を更新後に一時は30924円をつけました。3万円を突破して喜んでいたのも束の間、5月15日~19日の上昇は目覚ましいものを感じましたなぁ。

為替に関しても1ドル130円台の円安水準で落ち着いており、海外投資家にとっては有り難い投資環境と言えるでしょう。以前、バフェット氏は保有していたTSMC株の売却理由について、台中の地政学リスクを挙げていました。中露を隣国に持つ日本も例外ではありませんが、世界一の投資家が日本を安全な投資先と認めた事実は他の機関投資家の判断にも影響を与えるはずです。

さらに、先日のG7広島サミットが行われた裏で、半導体メーカーであるTSMCやインテル、サムスン等の幹部達と岸田首相が会談した事も市場は好感しているようです。これから日本への工場誘致や先端技術の開発へ向けた共同研究など、サプライズの報道が出る可能性もありますねぇ。AIや量子コンピュータなども注目です。

米国の景気不安に関しては、FRBの利上げ打ち止めムードによって徐々に和らいでいる印象です。米国株が好転すれば、日本株も更に強気になると思われます。そのような外部環境の中で、個人投資家は好業績で話題性のあるテーマを持つ中小型株で勝負を賭けたいところです。さて、今回は決算を通過したそんな銘柄を中心にご紹介したいと思います。

AIを活用したサイバーセキュリティ事業を手掛けるサイバーセキュリティクラウド<4493>は、5月12日の決算発表後に急動意しました。25日・75日線を上抜き、トレンド転換できるか監視中です。サイバーテロ等の増加で思惑買いが入るか…。

企業の電力削減コンサルを展開するグリムス<3150>も5月15日の決算後に窓を開け動意しております。電気料金値上げの潮流を受けて、同社が手掛けるサービスへの需要も拡大する可能性が高いですな。

入退室管理や監視カメラシステムを手掛けるセキュア<4264>は、業績好調で年初来高値を更新しました。データセンターや物流施設向けへの受注が堅調で、AIを活用した無人店舗の実証実験も今後の展望が楽しみですねぇ。

独立系SIの構造計画研究所<4748>は、じわじわと緩やかな上昇トレンドを築いております。5月15日の決算も好調でしたので、動意しておりましたが、その後調整しているようですな。これまで75日線を下値サポートにしてきたようですが、自然災害などの対策に強みを持つ同社は、今後の梅雨の時期や台風の際に思惑買いが入る可能性があるか…と見ています。

エンジニア人材の派遣を主力とするフォーラムエンジニアリング<7088>は、5月12日の決算発表と増配が好感されて急動意すると1000円の大台に乗りました。エンジニアのような理系人材の人手不足により、同社の需要も堅調な模様。

最後は経営コンサルを手掛けるフロンティア・マネジメント<7038>です。2月から下落基調となっておりましたが、5月12日の好調な決算発表を機に底値圏から反発しておりますな。同社の属するコンサルやM&A市場の活況は、DX需要や後継者不足を背景に続いており、思惑を誘うかと監視を強めております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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