【材料】ギャップが決算受け大幅高 コスト削減策による業績改善を示唆=米国株個別
アパレルのギャップ<GPS>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想範囲内の減収となった一方、1株利益が予想外の黒字を計上した。粗利益率も予想を上回り、コスト削減策が業績改善につながったことが示された。
航空運賃の下落と値引きの減少が一因と述べている。人員を削減し、経費を切り詰め、在庫も27%減少し、2四半期連続の減少となった。過剰商品で苦労していたことを考慮すれば、好ましい兆候。
同社のマーティン暫定CEOは声明で「われわれはの重要な変化を促進するために必要な行動を取り続けた。最終的な長期的安定を達成するための道を取り戻す」と述べた。
アナリストは「第1四半期は航空運賃の低下およびプロモーション改善により、利益率および1株利益が予想を上回った。在庫水準が低下しており、同社は前年比で売上高を大幅に上回る在庫の減少を見込んでいる」と指摘。
そのうえで「今回の決算およびガイダンスの再確認を心強いものと考えているが、マクロ環境の不確実性および事業再編の進行に伴い、依然として慎重姿勢ではある」とも付け加えた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-3.0%(予想:-3.0%)
オールドネイビー:-1.0%(予想:-2.7%)
ギャップ・グローバル:+1.0%(予想:-2.2%)
バナナリパブリック:-8.0%(予想:-4.2%)
アスリータ:-13%(予想:-7.5%)
・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:-0.16ドル)
・売上高:32.8億ドル(予想:32.8億ドル)
・粗利益率(調整後):37.1%(予想:34.6%)
・営業利益率:-0.3%(予想:-1.8%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1桁台半ばから後半の減少
・粗利益率:前年から上昇
(通期見通し)
・売上高:1桁台前半から半ばの減少
・粗利益率:前年から上昇
(NY時間09:50)
ギャップ<GPS> 8.39(+0.97 +13.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
航空運賃の下落と値引きの減少が一因と述べている。人員を削減し、経費を切り詰め、在庫も27%減少し、2四半期連続の減少となった。過剰商品で苦労していたことを考慮すれば、好ましい兆候。
同社のマーティン暫定CEOは声明で「われわれはの重要な変化を促進するために必要な行動を取り続けた。最終的な長期的安定を達成するための道を取り戻す」と述べた。
アナリストは「第1四半期は航空運賃の低下およびプロモーション改善により、利益率および1株利益が予想を上回った。在庫水準が低下しており、同社は前年比で売上高を大幅に上回る在庫の減少を見込んでいる」と指摘。
そのうえで「今回の決算およびガイダンスの再確認を心強いものと考えているが、マクロ環境の不確実性および事業再編の進行に伴い、依然として慎重姿勢ではある」とも付け加えた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-3.0%(予想:-3.0%)
オールドネイビー:-1.0%(予想:-2.7%)
ギャップ・グローバル:+1.0%(予想:-2.2%)
バナナリパブリック:-8.0%(予想:-4.2%)
アスリータ:-13%(予想:-7.5%)
・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:-0.16ドル)
・売上高:32.8億ドル(予想:32.8億ドル)
・粗利益率(調整後):37.1%(予想:34.6%)
・営業利益率:-0.3%(予想:-1.8%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1桁台半ばから後半の減少
・粗利益率:前年から上昇
(通期見通し)
・売上高:1桁台前半から半ばの減少
・粗利益率:前年から上昇
(NY時間09:50)
ギャップ<GPS> 8.39(+0.97 +13.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美