【材料】ディーエムソリューションズ---23年3月期は増収・大幅増益、主力のダイレクトメール事業が2ケタの増収増益に
DMソリュ <日足> 「株探」多機能チャートより
ディーエムソリューションズ<6549>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比7.1%増の178.61億円、営業利益は同367.9%増の4.62億円、経常利益は同370.2%増の4.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3.15億円(前年同期は0.05億円の利益)となった。
ダイレクトメール事業の売上高は前期比10.8%増の154.76億円、セグメント利益は同50.4%増の8.41億円となった。企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がけるワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開した。また、EC通販市場の拡大に伴い需要が増加している宅配便等の小口貨物を取扱うフルフィルメントサービスについては、サービス提供体制の強化に努めた。
インターネット事業の売上高は前期比17.8%減の13.26億円、セグメント利益は同12.6%減の1.86億円となった。コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化するとともに、これまで培ったWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービスにも引き続き注力した。一方で、検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)の変更の影響を受け、バーティカルメディアサービスにおけるメディアサイトへの流入が低調に推移した。
アパレル事業の売上高は前期比4.1%減の10.58億円、セグメント利益は同5.9%減の0.24億円となった。前期より子会社化したビアトランスポーツの販売体制の整備充実を図るとともに経営体制の強化を進め、ビアトランスポーツのサイトを通じた商品の販売の促進に努めた。
2024年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.9%増の198.06億円、営業利益が同8.2%増の5.00億円、経常利益が同7.4%増の5.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.0%増の3.30億円としている。
《NS》
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