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【材料】ダッチ・ブロスが決算受け下落 予想下回る売上高を嫌気=米国株個別

 コーヒーなど手作りドリンクのドライブスルー店舗を運営するダッチ・ブロス<BROS>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、EBITDAは予想を上回ったものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている模様。また通期のガイダンスも据え置いた。

 アナリストからは「既存店売上高に失望し、同社にとってこの件に関する精査は当面続く」とのコメントも聞かれた。また、「第1四半期の客足は予想以上に厳しく、ガイダンスの維持は、現実的とは思えないほど客足が回復することを想定している」との評価も聞かれた。また、「開発費の高騰が新規出店の売上高を上回るといった懸念もある」としている。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.01ドル(予想:-0.03ドル)
・売上高:1.97億ドル(予想:2.08億ドル)
・EBITDA(調整後):2390万ドル(予想:1570万ドル)

(通期見通し)
・売上高:9.5~10.0億ドル(予想:9.86億ドル)
・EBITDA(調整後):約1.25億ドル(予想:1.27億ドル)

(NY時間10:19)
ダッチ・ブロス<BROS> 29.91(-2.55 -7.84%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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