【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後に押し目買いで切り返す
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したことを受け、朝方は利益確定売りが先行したが、その後は押し目買いが優勢となり、日経平均は前場取引終盤に上昇に転じた。米ナスダック指数数先物が頑強な動きを示しているのを横目に、グロース株に値を戻すものが目立っている。ただ、個別株では値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回っている。
個別ではキーエンス<6861>が買われ、ファーストリテイリング<9983>も堅調。イオン<8267>も値を上げた。伊藤忠商事<8001>もしっかり。トレジャー・ファクトリー<3093>、広済堂ホールディングス<7868>はストップ高。コメダホールディングス<3543>も物色人気。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。日本製鉄<5401>も安い。セラク<6199>が売られ、ワイエイシイホールディングス<6298>の下げも目立つ。GSIクレオス<8101>も安い。
出所:MINKABU PRESS