【特集】「化粧品」が6位にランク、脱マスクとインバウンド需要が追い風<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 銀行
2 人工知能
3 パワー半導体
4 半導体
5 地方銀行
6 化粧品
7 パチンコ・パチスロ
8 チャットボット
9 TOPIXコア30
10 インバウンド
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「化粧品」が6位となっている。
新型コロナウイルス感染対策のマスク着用が13日から個人の判断に委ねられた。コロナ禍で生活スタイルやファッショントレンドが大きく変わり、マスクで口元が隠れることから口紅やファンデーションといった化粧品の需要が減少していたが、最近では百貨店などの化粧品売り場が賑わいをみせている様子がニュースで連日報じられている。こうした動きは日本百貨店協会(東京都中央区)が2月24日に公表した1月の全国百貨店売上高概況にも表れており、化粧品は前年同月比8.5%増と11カ月連続で伸長した。
また、インバウンド需要が回復傾向にあることも化粧品販売の追い風となりそうだ。日本政府観光局(JNTO)が15日発表した2月の訪日外客数(推計値)は147万5300人と、コロナ禍前の19年同月比で56.6%の水準まで持ち直している。日本独自のスキンケア商品などはアジアでの人気が高く、お土産として化粧品を買い求める訪日客が今後一段と増えることが見込まれる。
関連銘柄としては、花王<4452>、資生堂<4911>、ファンケル<4921>、コーセー<4922>、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>、ノエビアホールディングス<4928>、アジュバンホールディングス<4929>、プレミアアンチエイジング<4934>、アクシージア<4936>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS