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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後はクレディ・スイスを巡る報道でショートカバーを誘う


 日経225先物は11時30分時点、前日比350円安の2万6700円(-1.29%)前後で推移。寄り付きは2万6510円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6490円)にサヤ寄せする格好で、売りが先行した。その後も断続的なショートに押され、現物の寄り付き直後には一時2万6360円まで売られる場面があった。売り一巡後は2万6450円を挟んでこう着するなか、中盤には「スイス金融大手クレディ・スイス・グループ<CS>がスイス中銀から最大で約7兆円を借り入れる計画を発表」と報じられた。これを受けてショートカバーが強まり、2万6800円まで下げ幅を縮めた。終盤にかけては2万6600円~2万6700円辺りで推移。

 日経225先物は、クレディ・スイスの報道を受けてショートカバーを誘う格好となったが、グローベックスの米株先物は小幅な上昇にとどまっており、積極的なロングの動きは限られているようだ。一方、ナイトセッションでボリンジャーバンドの-3σまで下落し、その後は長い下ヒゲを残す格好で、2月24日の直近安値水準での踏ん張りを見せており、ショートも仕掛けづらくさせそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で13.98倍に上昇し、一時14.01倍まで切り上げてきた。メガバンクは寄り付きをほぼ安値に下げ幅を縮めているが、3%を超える下落のなかで次第に戻りの鈍さが意識されやすく、NTロングに向かわせやすいだろう。


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