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【市況】東京株式(前引け)=反発、欧米株高受けセンチメント改善も上値は重い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前営業日比75円97銭高の2万7298円01銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億9407万株、売買代金概算は1兆4992億円。値上がり銘柄数は1579、対して値下がり銘柄数は227、変わらずは30銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はハイテク主力株や金融株などを中心に幅広い銘柄に買い戻しが入り、日経平均株価は反発に転じた。前日の欧州株市場が主要国をはじめ総じて高かったほか、米国株市場でもNYダウやナスダック総合株価指数が揃って大きく上昇したことから、東京市場でも投資家のセンチメントが改善した。ただ、戻り売り圧力も強く、日経平均株価は一時200円高超に買われたものの、その後は伸び悩み、前引けは100円未満の上昇にとどまった。

 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも大きく切り返している。日本製鉄<5401>が大幅高、日本郵船<9101>など海運株も買われた。ビジネス・ブレークスルー<2464>がストップ高に買われ、アルトナー<2163>、サムコ<6387>、安永<7271>なども値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も軟調。日本電産<6594>も値を下げた。メルカリ<4385>、日本M&Aセンターホールディングス<2127>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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