市場ニュース

戻る
 

【材料】シンクロノスが決算受け大幅安 顧客の意思決定の遅れが要因=米国株個別

 シンクロノス・テクノロジーズ<SNCR>が大幅安。同社はデジタル・クラウド・メッセージ・ネットワーク管理ソリューションを提供する。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益が予想外の赤字となったほか、売上高も予想を下回った。

 マクロ環境が為替相場に悪影響を及ぼし、顧客の意思決定が遅れたことを要因に挙げている。ガイダンスも公表し、通期の売上高は予想を下回る見通しを示した。

 同社は通期について、1000万ドル以下のフリーキャッシュフロー(FCF)を生み出すことを見込んでおり、クラウドの会員数も前年比で2桁の伸びを見込んでいる。

(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.08ドル(予想:+0.06ドル)
・売上高:6163万ドル(予想:6522万ドル)
  クラウド:3980万ドル
・EBITDA(調整後):1088万ドル(予想:1412万ドル)

(通期見通し)
・売上高:2.42~2.55億ドル(予想:2.58億ドル)
・EBITDA(調整後):4400~5500万ドル

(NY時間09:50)
シンクロノス<SNCR> 0.80(-0.22 -21.57%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均