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【材料】セールスフォースが決算受け時間外で14%の大幅高=米国株個別

 セールスフォース<CRM>が引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。重要な指標である残存履行義務も予想を大きく上回っている。また、ガイダンスも強気な見通しを公表。通期の1株利益は予想を大きく上回る見通しを示した。また、自社株買いプログラムを200億ドルに拡大する計画も発表。同社は複数のアクティビスト(物言う株主)からの圧力を受けているが、今回の決算はそれを和らげる可能性がある。

 今回のガイダンスは、同社が長年成長を重視してきたものの、収益性を最優先していることを示唆している。アクティビストは同社にコスト削減を迫ってきた。

 同社のウィーバーCFOは声明で「セールスフォースの新しい1日だ。利益ある成長を続けていく中で、目の前にあるチャンスに興奮している」と述べている。

 決算を受けて株価は時間外で14%の大幅高。

(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.68ドル(予想:1.36ドル)
・売上高:83.8億ドル(予想:80.0億ドル)
  サブスクリプション&サポート:77.9億ドル(予想:74.1億ドル)
  プロフェッショナルサービス・その他:5.95億ドル(予想:5.96億ドル)
・営業利益率:29.2%(予想:22.4%)
・残存履行義務:486億ドル(予想:459億ドル)

(2-4月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.60~1.61ドル(予想:1.31ル)
・売上高:81.6~81.8億ドル(予想:80.3億ドル)
・残存履行義務:+約11%

(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.12~7.14ドル(予想:5.78ドル)
・売上高:345~347億ドル(予想:340.5億ドル)

(NY時間16:49)時間外
セールスフォース<CRM> 191.06(+23.71 +14.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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