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【材料】ユニティ・ソフトウエアが決算受け大幅安 アナリストから引き下げが相次ぐ=米国株個別

 2D、3Dコンテンツ作成のユニティ・ソフトウエア<U>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益は予想外の赤字となった。ガイダンスも公表し、第1四半期、通期とも予想を下回る売上高見通しを示している。

 今回の決算を受けてアナリストから、投資判断や目標株価の引き下げが相次いで伝わった。「モバイル広告市場の回復と、ゲーム以外の顧客における同社の拡大の証拠をもっと見たい」といった声や「ガイダンスの緩やかな上方修正の可能性を期待しているものの、これは既にバリュエーションに反映されている」といった指摘も聞かれた。

(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.82ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:4.51億ドル(予想:4.36億ドル)
  クリエイト:1.98億ドル(予想:1.42億ドル)
  オペレート:2.53億ドル(予想:2.45億ドル)
・10万ドル超の大口顧客:1340件(予想:1279件)

(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:4.7~4.8億ドル(予想:5.15億ドル)

(通期見通し)
・売上高:20.5~22.0億ドル(予想:22.1億ドル)

(NY時間13:21)
ユニティ・ソフトウエア<U> 30.87(-6.98 -18.44%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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