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【材料】i-plug---3Qも2ケタ増収、OfferBoxの売上高が順調に推移

i-plug <日足> 「株探」多機能チャートより

i-plug<4177>は14日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.3%増の24.77億円、営業損失が4.91億円(前年同期は2.71億円の利益)、経常損失が4.96億円(同2.74億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が4.85億円(同1.86億円の損失)となった。

OfferBoxの登録企業数及び登録学生数は順調に伸長し、OfferBoxで内定に至る学生も堅調に推移している。OfferBoxの2023年卒の内定決定人数は前年同期比27.2%増の6,250人となった。

サービス別に区分した売上高の概況について、OfferBox(早期定額型))の売上高は前年同期比30.9%増の16.32億円となった。2024年卒を対象とした早期定額型は、継続受注だけでなく成功報酬型から早期定額型への切り替えや新規受注も好調に推移しており、早期定額型の受注高は同40.7%増の25.09億円となっている。当第3四半期累計期間の受注高の増加に加え、早期定額型は受注高を期間按分して売上計上していることから、期首の契約負債(前受収益)の償却による売上計上の結果、2ケタの増収となった。

OfferBox(成功報酬型)の売上高は同1.9%増の6.09億円となった。2023年卒を対象とした成功報酬型は、企業の採用意欲の高まりなどから学生の内定決定が堅調に推移しているが、早期定額型の受注が好調なため、入社合意枠を超過した内定決定は前年並みとなっている。

eF-1G(適性検査)の売上高は同3.2%増の1.76億円となった。新卒採用における適性検査の受検については前年並みとなっているが、適性検査の取得データを用いた分析サービスの受注により増収となった。

その他の売上高は同116.9%増の0.59億円となった。M&Aにより新たに連結の範囲に含めた子会社(マキシマイズ)や譲受した事業の売上高が含まれている。

2023年3月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比22.0%増(前期予想比15.0%減)の37.11億円、営業損失は4.62億円(同△1.69億円)、経常損失は4.69億円(同△1.70億円)、親会社株主に帰属する当期純損失は5.32億円(同△1.48億円)としている。

《SI》

 提供:フィスコ

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