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【材料】ダイヤHDがS安ウリ気配、23年3月期は一転最終赤字に転落の見通し

ダイヤHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>がストップ安の水準となる前日比300円安の1045円でウリ気配となっている。14日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終損益の予想は従来の12億円の黒字から12億円の赤字(前期は12億8700万円の黒字)に修正。一転して最終赤字に転落する見通しとなったことが失望売りを促した。

 売上高の見通しは920億円から905億円(前期比18.7%増)に引き下げた。為替差益の減少に加え、エネルギーソリューション事業や自動車事業について、部材価格高の影響を販売価格に転嫁できていないことなどの影響を業績予想に織り込んだ。4~12月期の売上高は前年同期比16.0%増の662億100万円、最終損益は20億4900万円の赤字(前年同期は7億5300万円の黒字)となった。

出所:MINKABU PRESS

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