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【材料】新晃工業---3Qは増収、日本及びアジアのいずれも増収に

新晃工 <日足> 「株探」多機能チャートより

新晃工業<6458>は9日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の305.56億円、営業利益が同5.6%減の32.68億円、経常利益が同0.3%増の37.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.4%減の25.23億円となった。

日本の売上高は前年同期比7.4%増の264.47億円、セグメント利益(営業利益)は同2.3%減の34.14億円となった。データセンター向けなど産業空調関連の機器販売が伸びたが、原材料価格高騰の影響があった。

アジアの売上高は前年同期比8.3%増の41.46億円、セグメント損失(営業損失)は1.83億円(前年同期は0.66億円の損失)となった。中国で新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、景気に弱さがみられた。新型コロナウイルス感染症によるロックダウンの影響を受けたものの、円安の影響があった。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.5%増の430.00億円、営業利益が同0.7%増の57.50億円、経常利益が同0.8%増の61.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.0%増の41.80億円とする期初計画を据え置いている。

《YI》

 提供:フィスコ

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