【材料】加藤製が急伸、収益性改善で23年3月期営業利益予想を上方修正
加藤製 <日足> 「株探」多機能チャートより
国内における部品の供給遅延に伴う生産への影響や、中国市場における建設需要の落ち込みは当面続くものと見込んでいることから売上高は605億円から570億円(前期比10.3%減)へ下方修正した。ただ、収益性改善・強化の各施策が奏功したことや為替の影響がプラスに働くとしている。
あわせて発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高393億6200万円(前年同期比10.1%減)、営業損益7億3600万円の黒字(前年同期58億500万円の赤字)、最終損益21億4400万円の黒字(同46億9800万円の赤字)だった。
なお、タイの連結子会社が保有する土地と建物を譲渡するのに伴い、24年3月期の連結業績に固定資産売却益11億7100万円を特別利益を計上すると発表した。
出所:MINKABU PRESS