【材料】資生堂の今12月期最終益18%減の見通し、為替影響除けば増収計画
資生堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
中国経済の正常化などグローバルで化粧品市場の回復は継続すると想定するものの、為替の影響がアジアや米州、欧米事業の収益を押し下げる見込み。中期的な成長に向けた戦略投資の実行や、原材料・人件費の上昇の影響も業績予想に織り込んだ。為替の影響を除けば増収の計画となる。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円、1人民元=19円。年間配当予想は、前期の記念配当50円を落として普通配当60円(前期の普通配当は50円)に設定した。
22年12月期の決算は、売上高が前の期比5.7%増の1兆673億5500万円、最終利益が同27.1%減の342億200万円だった。
出所:MINKABU PRESS