【材料】東京製綱の上値追い鮮烈、業績と配当増額を評価し0.6倍台の低PBRにも着目
東京綱 <日足> 「株探」多機能チャートより
足もとの業績もCFCCの販売拡大や製品価格の引き上げ効果などを反映し、会社側の想定を上回って好調な推移をみせている。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表しており、最終利益は従来予想の21億円から22億円(前期比69%増)に増額した。更に年間配当も従来計画の30円から35円に見直しており、これを好感する投資マネーが流れ込んだ。PBRは0.6倍台と依然として極めて割安圏に位置していることで、一段の水準訂正余地が意識されている。
出所:MINKABU PRESS